ワインエキスパート試験に合格したい
ワインエキスパート試験の具体的な勉強方法が分からない
独学でも勉強できるか不安
このような悩みに、2020年にソムリエ試験を独学で突破したワイン歴5年の私が解説します。
この記事を読むことで、「ワインエキスパート試験の難易度、具体的な勉強方法、スクールの必要性」について理解することができます!
それでは、さっそく見ていきましょう。
この記事を書いた人
sakura(さくら)
ワインが好きになりワイン業界へ転職!ソムリエ取得をきっかけに、学ぶことの楽しさを知りました。ほかにも日本酒の資格を持っています。暗記より、しっかり理解して学びたいタイプで、資格勉強のときは勉強の質にこだわって取り組んでいます。皆さまに有益な情報を発信していきたいです!
ワインエキスパート試験の難易度
ワインエキスパート試験の合格率はおよそ40%前後です。2023年度の実績では合格率41.9%と、ソムリエ試験よりは難易度が低いですが、それでも難しい試験に変わりありません。
資格名 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
ワインエキスパート | 3,499名 | 1,465名 | 41.9% |
ソムリエ | 3,224名 | 570名 | 17.7% |
ワインエキスパート試験に合格した勉強法
ワインエキスパート試験の難易度が分かったところで、ここからは具体的な勉強方法について、いくつか紹介させていただきます。
- まずは計画を立てる
- ソムリエ教本と問題集を繰り返す
- 暗記はスキマ時間で
- 模擬試験をひたすら解く
- YouTubeを活用したテイスティング対策
それぞれ詳しく解説します。
まずは計画を立てる
いきなりソムリエ教本を読んだり問題集に取り組んだりする方がいますが、それはNG行為です。まずは具体的に「4月までにフランスの産地は終わらせて…」のような感じで、スマホのメモで良いので勉強の計画を立てましょう。
計画を立てることで、勉強の進捗状況が分かり、無理なく試験日を迎えられます。
ソムリエ教本と問題集を繰り返す
計画を立てたら、さっそくソムリエ教本を読み進めていきます。教本は各章で分かれているので、一気に教本を読むのではなく、各章ごとの理解を進めながら問題集に取り組むことがおすすめです。
問題集を解くことで、どの部分が試験問題として問われるかが分かります。重要な箇所はマーカーを引いて自分だけの教本を作りましょう。
暗記はスキマ時間で
ワインエキスパート試験では「ここだけは絶対覚えよう!」という箇所がたくさん出てきます。ワインエキスパート試験において暗記は避けては通れないので、通勤時などのスキマ時間を上手く活用して覚えましょう。
私はトイレの壁にボルドーの格付け表を貼って覚えていました(笑)
模擬試験をひたすら解く
試験まで1ヶ月をきったら、模試試験をひたすら解いていきます。
私は「ワイン受験.com」というサイトの模擬試験を利用していました。
初学者でも安心!
問題集・模擬試験の利用:年間5,500円(税込)
一次試験対策動画の視聴:年間5,500円(税込)
有料プランにはなりますが、模擬試験を何回でも受験することができ、約10万問の問題から毎回ランダムで出題されます。また合格判定機能が付いていて、自身の合格率をすぐに確認することができます。
参照:ワイン受験.com
YouTubeを活用したテイスティング対策
ここからは二次試験のテイスティング対策です。テイスティング試験では、様々な種類のワインを飲んで覚えないといけません。
しかし、このように思う方もいるのではないでしょうか。
ワインが高くて色んな種類なんて買ってられない!破産しちゃう…(泣)
その気持ち、とても分かります。私もそう思っていた一人でした。
その気持ち、とても分かります。私もそう思っていた一人でした。
そんな時に出会ったのが、佐々木健太さんのYouTubeでした。
佐々木健太さんは、ワイン業界の中では有名なソムリエで、ワインのコンクールなどで数多くの実績を残している国内トップクラスのソムリエです。
YouTubeでは「エアーテイスティング」という方法でブドウ品種や産地の特徴をしっかり掴むことが出来る方法が紹介されており、ワインを飲まずともテイスティング対策をすることが出来ます。
私は全くワインを飲まずに対策したわけではないですが、この動画のおかげでだいぶ費用を抑えることが出来ました。
参照:ソムリエ・ワインエキスパート合格チャンネル【ソムリエ佐々木】
ワインエキスパート試験に合格するために必要なマインド
ワインエキスパート資格に合格するために必要なマインドは3つあります。
- 絶対に今年の試験で合格する!という強い意志をもつ
- 仕事と寝るとき以外はすべて試験勉強にあてる
- 周りの人に受験することを宣言する
絶対に今年の試験で合格する!という強い意志をもつ
ワインエキスパート試験の実施は年に1回です。もし試験に落ちてしまうと、また1年間勉強しないといけません。そうなった場合、自分の時間や受験費用など、色々と犠牲にしてしまうので「絶対に一発で合格するんだ!」という強い意志をもつことが大事です!
仕事と寝るとき以外はすべて試験勉強にあてる
少々極端ではありますが、これくらいの気持ちがないと試験合格は正直難しいです。特にスマホ依存している方はSNSを一切見ないなど、自分に厳しくいきましょう。他には、いつもより1時間早く起きて勉強するなど、習慣づけることも効果的です。
周りの人に受験することを宣言する
職場の人や友だちに宣言することで、自分に程よいプレッシャーをかけることができ、勉強を継続するモチベーションへ繋がります。また周りに伝えることで、応援してくれる人が増えるはずです。
ワインエキスパート試験に合格するためにスクールは必要?
結論から言うと、ワインスクールの必要性は人によります。
以下にスクールが必要な人と不要な人の特徴をそれぞれまとめてみました。
ワインスクールが必要な人の特徴
- 勉強の進め方が分からない
- モチベーションを維持する自信がない
- 同じ目標をもつ仲間がほしい
これらに当てはまる人はスクールを検討するのもありでしょう。ワインスクールでは、プロの講師から学ぶことができ、カリキュラムに沿って授業を進めていくので、自分で勉強する自信がない方には相性が良いです。
またワインスクールには、同じ資格合格を目指す生徒がたくさんいるので、モチベーションも維持しやすいです。
独学でも合格できる人の特徴
- 学ぶことが好き
- 自分で調べることができる
- 毎日自分で決めたルーティンを守ることができる
おそらくこの記事を読んでいる時点で、ある程度自分で調べて行動する力は持っていると思います。
あとは試験までしっかりと資格勉強に取り組んでいけば、自ずと試験合格が見えてきます!
まとめ
ここまで紹介してきたように、ワインエキスパート試験は決して簡単ではありません。しかし、計画を立てて勉強すれば合格できない資格試験ではありません。自分に合った勉強法を見つけて、ぜひ試験合格を目指してみて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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