この記事に訪れた方の多くは、
資格の勉強したいけど、疲れてしまった
資格の勉強をしなければいけないのはめっちゃわかるけど、体が追い付かないんだよな…
と葛藤しているのではないでしょうか。
まずは、この記事を読む前に、それだけ本気で勉強している自分をほめてあげてください。
その本気度を保った状態で、もうあと1踏ん張りすれば、必ず希望している資格は取得できると断言します。
とはいえ、目先にある問題「疲れ」をどうにかしないと、これから資格の勉強を進めるのは難しいですよね。
この記事では、以下の内容をお届けします。
- 資格の勉強で疲れを感じる理由
- リフレッシュで解決できる5つの疲れ
- 疲れを今すぐに解決できる5つの方法
この記事を最後まで読み、カチッとはまる方法が見つかれば、疲れた時の対策がわかります。
これからの学習で疲れにやられそうになった時に、方法がわかるので「疲れてまた勉強できなかった…」と落ち込む自分とは、サヨナラできるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
たけみやたいが
資格のミカタを運営している、ライター歴4年のたけみやと申します。「スキルを身に着けたい」「資格を取りたい」という相談がめちゃめちゃ集まってくる人。実際に相談者さんの夢をかなえた経験が、指折で数えられないほどはあります。どうやって学習を進めて行けばよいか相談に乗ることには自信がありますし、一緒に新しい景色をみるのが好きです。一緒に資格取得を目指しましょう!
資格の勉強で疲れを感じる理由
多くの方が資格の勉強で疲れを感じてしまうのには、以下のような理由があります。
- 目の使いすぎ
- 長時間同じ姿勢
- 焦りでストレスを感じている
まずは、ご自身がどのような問題を抱えているのか、原因を探りましょう。
目の使いすぎ
資格勉強では、長時間パソコンやテキストと向き合うため、目に大きな負担がかかります。
たとえば、MOS資格の学習では、画面上の細かい操作方法を確認しながら進めていくため、普段パソコンを見ない方にとっては結構な負担になります。
また、テキストとパソコン画面を交互に見る必要があるため、目の焦点を頻繁に切り替えることになります。このような作業を繰り返すことで、自然と目の疲労が蓄積されていきます。
眼精疲労の原因は様々ですが、パソコンを使用し続けることにより、瞬きが減り「ドライアイ」に発展するケースが多いです。
- 自然な文字のサイズに変更する
- 部屋を明るくする
- 1時間で区切るなど目を休ませる時間を作る
このような対策を取り、少しずつ目の使い過ぎを改善していきましょう。
僕は勉強する際、3つライトを用意していて、時間帯によって光を調整するようにしています。
長時間同じ姿勢
資格勉強では、デスクやパソコンなどを見て学習することが多いはずです。集中するほど、長時間同じ姿勢で作業をしてしまうので、一部に負荷がかかっていきます。
たとえば、パソコンを中止する作業の場合は背筋が曲がった状態や首を前に出した姿勢になりがちです。カフェで机に向かって文字を書くスタイルの勉強では、頭の重みによって首や腰に負荷がかかります。
姿勢の悪さは身体の疲労だけでなく、学習効率にも影響を与えることがあります。意図的に姿勢を変えるなど、体の一部に負荷がかからないような工夫をすることが大切です。
アラームをセットしてストレッチをしたり、定期的に立ち上がったりすることが効果的でしょう。
焦りでストレスを感じている
資格勉強では、合格期限や周囲の進捗状況が気になり、必要以上に焦りを感じてしまうことがあります。
- 資格の合格率は〇%
- 私は〇日の学習で合格しました!というXの投稿
- 〇〇なんて簡単!誰でもできる
といった情報を見ると、「自分も絶対に合格しなければ」というプレッシャーが大きくなってしまいますよね。
特に、試験まであと1ヶ月というときに、計画通りに進んでいないと感じると、不安が強くなります。
このような精神的なストレスは、学習効率を低下させる大きな要因となります。
忘れないでほしいのは、資格の取得がえらいのではなく「学習で身に着けたスキル」を使って新たなキャリアで役立てることがえらいということです。
自分のペースで着実に進めることを意識し、小さな目標を達成していくことで、前向きに勉強ができますよ。
これらの疲れはリフレッシュで解決できるかも!!
疲れが発生するメカニズムを見てきたところで、より具体的な症状に目を向けていきましょう。ここで紹介する疲れはリフレッシュで改善できる可能性が高いので、もし以下のような問題を抱えているなら、実際にリフレッシュをしてみましょう。
- 集中力が持たない
- イライラする
- やる気が出ない
- 勉強が苦しい
- 眠くなってしまう
それぞれ、具体的な改善策も詳しく紹介しますね。
集中力が持たない
資格勉強中に「集中力が持たないな」と感じた場合は、定期的に休憩をはさむことで改善できます。
学習時間が長くなると、自然と集中力が途切れがちになりますが、これは脳が休息を求めているサインです。
- アラームを50分で設定する
- アラームが鳴ったら10分アラームをつけて休憩する
- 休憩中はデジタルデバイスを見ない
また、こまめに水分補給を行ったり軽食をとり血糖値を安定させたりすると、長時間の学習でも集中力を維持しやすくなりますよ。
イライラする
模擬試験であまり点数が取れなかったり、わからない部分が出たりすると、イライラしますよね。効果的にリフレッシュする方法として、軽い運動を取り入れるのがおすすめです。
- ストレッチ
- 家の中を少し歩く
- 両手を高く上げて伸びをする
イライラは思考の問題だと考える人も多いですが、実は身体的なダメージが蓄積したことによる問題の場合があります。
病は気からと言いますが、その逆もしかりです!
やる気が出ない
資格勉強中のモチベーション低下は、効果的なリフレッシュと目標設定で改善できます。特に、地道にコツコツとやっていくタイプの資格勉強の場合
今日は全くやる気が起きないな
と感じるときもありますよね。
しかし、そんな時でも学習を進めなければなりません。
ここでリフレッシュを取り入れるなら、小さなタスクを紙に書きだし、1つクリアするごとに好きなお菓子を食べるなど、達成感を味わえる仕組みを作るのがおすすめです。
特に、チョコレートやグミは手に付きづらいですし、糖分や噛むことによってリフレッシュできるので、糖分補給に最適です。
勉強が苦しい
資格勉強での苦しさは、学習方法の工夫とリフレッシュで和らげることができます。
思うように進まない
理解できない
という苦しさを感じることもありますよね。
この苦しさを軽減する方法として、まずは学習の進め方を変えて、取り組む作業を分割するのがおすすめです。
たとえば、以下のように作業を区切ることで気持ちをリフレッシュできるかもしれません。
- 15分はテキストを読むだけの時間
- 15分はパソコンで作業をする
- 20分でこれまでやったところの振り返り
もちろん、上のような時間配分で必ずやらねばならないわけではありません。自分に合った学習スタイルを見つけることで、苦しさを感じにくい効率的な学習が可能になるのです。
眠くなってしまう
室内の二酸化炭素量が増えた暖かい部屋で作業をしていると、眠気に襲われることがあります。そんな中で細かい文字のわからない情報を読むと、気づけばうとうとしてしまいますよね。
眠気に襲われたらまずは立ち上がり、窓を開けて新鮮な空気を室内に取り入れましょう。そして、水を口に含むなど、上がっている体温を下げる工夫をすることで、眠気が覚めていきますよ。
資格勉強の疲れを今すぐに解決できる5つの方法
最後に、勉強の疲れを今すぐに解決できる方法を5つ紹介します。
- 勉強する場所を変える
- 糖分を摂取する
- 10分仮眠する
- ストレッチをする
- 手のツボを押す
これをやれば、疲れが解消する!という即効性のあるものを紹介するので、疲れを解消して再度勉強に取り組みましょう。
勉強する場所を変える
学習場所を変えることで、新鮮な気持ちで資格勉強に取り組むことができます。
リビングルームで勉強していた場合は書斎や窓際の明るい場所に移動したり、机の向きを変えたりするだけでも、気分転換になります。
また、思い切って外出先で学習するのも効果的です。少し雑音がある環境を好む方は、近くのカフェに勉強道具をもっていくとよいでしょう。
コーヒーを買ったお金以上の価値を生むぞ!
という気持ちで、勉強をすると集中できる可能性が高いです。
事実、マイアミ大学のヘラーが行った132人の動きをGPSで追いかけた研究では、移動によって人間は幸福感を得ることが明らかになっています。
糖分を摂取する
資格勉強の疲れを等分で補う方法もあります。
脳を使う資格の勉強では、グルコースの補給が重要になるからです。しかし、ただ甘いものを食べればよいというわけではなく、タイミングと摂取量に注意が必要です。
効果的な糖分補給の方法として、まず勉強開始前に、ドライフルーツやナッツ類を少量食べることをおすすめします。天然の質の高い糖分を含んでいるので、ゆっくりとエネルギーを補給できます。
ただし、過剰な糖分摂取は逆効果になる可能性があります。一度に大量の糖分を摂ると、一時的な血糖値の急上昇の後に急降下が起こり、かえって疲れを感じやすくなります。そのため、少量ずつ、こまめに補給することを心がけましょう。
10分仮眠する
どうしても眠くて集中できないときは、仮眠しましょう。
仮眠する際は、以下のコツを意識して行うことが大切です。そうすることで、短時間でも効率よく体を休ませられます。
- 電気を消し、カーテンを閉めて薄暗い環境を作る
- 椅子で仮眠する(ベッドへ行かない)
- できる限り音が入らない状態を作る
また、仮眠後は必ず水を飲んで顔を軽く洗うことで、スッキリとした状態で学習に戻れるはずです。
ストレッチをする
ストレッチで血行を良くするのもおすすめです。
デスクで手軽にできるストレッチを紹介します。
- ゆっくり首を左右に傾ける
- 片方10秒でキープする
- 両手を頭の後ろで組み、肘を後ろに引く
- 背筋を伸ばしたまま両腕を伸ばし大きく欠伸をする
- 手のひらを握りゆっくり温め、目を軽く覆いマッサージする
部位を意識してストレッチすることで、しっかり伸ばせるので、疲れを解消できるはずです。
手のツボを押す
最も効果的なのが、手の平の中央にある「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボです。親指の付け根と小指の付け根を結ぶ線の中央付近にあり、この部分を反対の親指で30秒ほど優しく押すことで、目の疲れや肩こりが和らぎます。
次に、手首の内側にある「内関(ないかん)」というツボを刺激しましょう。手首のしわから指3本分腕の方に入った場所を、反対の親指で軽く押すことで、頭の疲れが改善されます。
このような簡単なケアでも定期的に行うことで、集中力を保てるといわれています。
まとめ
資格勉強で疲れを感じているあなたも、今回紹介した方法を取り入れることで、学習を効率的に進められるようになるはずです。疲れの原因を知り、適切なリフレッシュやケアを行うことで、心身ともに無理なく学習を続けられます。
もう一度、ポイントを振り返ってみましょう。
- 疲れの原因を把握する 目の使いすぎ、長時間の姿勢、ストレスなど、自分がどの要因で疲れているのかを知ることが第一歩です。
- 疲れをリフレッシュで解消する 集中力が持たない、イライラする、眠くなるなどの症状には、定期的な休憩や軽い運動が効果的です。
- 即効性のある方法で疲れを解決する 勉強場所を変えたり、仮眠を取ったり、手のツボを押すなど、短時間で疲れを和らげる方法を活用しましょう。
資格取得の道のりは決して簡単なものではありませんが、疲れとうまく付き合いながら進めることが重要です。努力を積み重ねたその先には、きっと目標を達成した自分が待っています。
疲れたときは無理せず、この記事で紹介した方法を試してみてください。そして、自分のペースで一歩ずつ前に進んでいきましょう!
勉強にモチベーションがわかない場合は、以下の記事を読んで、資格を取得するメリット・デメリットを再度思い返しましょう!!
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資格のミカタでは、資格を取りたいと考えている方が勉強を教えあえる、あたたかいコミュニティを作りたいと思っています。
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