何か資格を取って、キャリアアップや転職につなげたい。
独学で取得ができると、お金がかからなくて嬉しいな。
独学で資格を取るのって、やっぱり難しいのかな?
そういった方に取得をおすすめしたいのが、MOS資格です。
この記事では、以下の内容をお届けします。
- 独学する際の効率的な勉強法
- 独学におすすめのアプリ
- 効率的な勉強方法
この記事を最後まで読めば、独学で資格が取れるのかや、どういった勉強をすれば効率的かわかります。
MOS資格を独学で取得するために必要な情報をもれなく理解できますよ。ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
せな
病院にて医療技術職として勤務した後、何を思ったのか一般企業の事務職に転職をしました。
キャリアチェンジの際に、資格習得の楽しさに気がつき、資格を習得することが趣味になりました。様々な資格を取る過程で、資格を取得することは人生を豊かにすると考えています。
MOS資格を独学で取得できる?
MOS資格は、効率的な勉強法でコツコツ学んでいけば、独学でも取得が可能です。
理由はテキスト・アプリ・WEBサイトなどが充実しており、初心者であっても独学しやすい試験だからです。
具体的な例をあげると、テキストでじっくり理解を深め、アプリで隙間時間の学習、WEBサイトで復習や問題演習など、ライフスタイルに合わせて学習することができます。
独学はモチベーションを保つのが難しいと思ってしまいますが、MOS資格であれば挑戦しやすい環境が整っています。
パソコン初心者でも取得可能
公式な発表ではないのですが、MOS試験一般レベルの合格率は約80%、上級レベルの合格率でも約60%といわれています。
難易度があまり高くない試験といえますので、初心者であっても正しい勉強法を取り入れていけば、合格できるでしょう。
スペシャリストは比較的取りやすい
スペシャリスト(一般レベル)は、初心者が独学で対策したとしても、合格を狙いやすいといえます。
初心者からスペシャリストの合格を目指す場合は、80時間程度の勉強が必要といわれています。つまり、1か月後に受験したい場合、1日2〜3時間程度勉強すればよい計算です。
1日2〜3時間の勉強時間でよいため、MOS資格は働きながらでも取得できるといえます。
私も初心者の状態から、MOS資格に独学で合格できました!
独学でMOSを取得する際に必要なもの
資格習得のため新たな道具を買わなければいけないと、出費が気になってしまい受験をあきらめてしまうなんてこともありますよね?
結論から申し上げますと、MOS試験を取得する際にはパソコン環境とテキストさえあれば、十分対策できます。
ここからは、必要なもの、便利なものを全部で4つご紹介します。
①受験するバージョンのOfficeが入ったPC
MOSには3種類の試験があります。
- 365
- 2019
- 2016
Officeはユーザーの利便性を向上するために、定期的に新機能を追加しています。受験するバージョンによっては学習内容と離れた内容も出題されるため、バージョンを揃えると無難でしょう。
②教材
MOS試験を受ける際には、教材も必要です。独学するためのサイトやアプリが揃っているとはいえ、教材はあった方が習得は早いといえます。
MOS公式の問題集がいくつか販売されていますので、レベルに合わせて購入しましょう。
パソコン初心者におすすめ!
実践をこなしたい方におすすめ!
③インターネット環境
現在のOfficeソフトはインターネット環境下で操作する前提の仕様になっているので、インターネット環境の用意が必要です。
カフェなど外で作業をするのが向いているのなら、モバイルWi-Fiを用意しておくとよいでしょう。
④ノート or iPad
学習時にあると意外とおすすめなのが、ノート or iPadです。
試験で使う道具ではないのですが、勉強した内容をまとめながら学習すると、復習しやすいのでおすすめです。
ノートやiPadで覚えておきたいことをまとめておいて、スキマ時間に見直すと定着も早くなります。
iPadをノート代わりにして持ち運ぶと、どこでも資格の勉強ができますよ。
MOS資格を独学で取得する7ステップ
MOS資格を独学で習得する際には、できるだけ効率的に取得したいですよね。
ここからは、MOS資格を効率的に取得するための7ステップをご紹介させていただきます。
- 取得する資格を決める
- 参考書やサイトで必要な情報を集める
- 受験する日を決める
- 勉強の計画を立てる
- 勉強すべき全体像を把握する
- 復習を繰り返す
- 受験する
具体的な内容を交えてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①:取得する資格を決める
MOS試験の科目はWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5種類の科目がありますが、まずは取得する資格科目の選択が大事です。
資格を習得した先の目標と合っていないと、せっかく取得した資格もアピールする機会が少なくなってしまうからです。
具体例をあげると、転職する際に資格としてアピールしたいのであれば、操作する機会の多いWordやExcelを選択する、キャリアアップにつなげたい場合、社内で使える人が少なそうなaccessを取得し差別化を図るなど、個人のニーズに合わせた資格を選択するとよいでしょう。
私の場合は事務職に転職するための基本スキルが欲しかったので、WordとExcelのスペシャリストを選択しました。
②:参考書やサイトで必要な情報を集める
学習に取りかかる前に参考書やサイトで情報を集めてから勉強を始めると良いでしょう。
必要ないことまで勉強してしまっては、遠回りになるからです。
具体的には、①で決めた試験科目の試験範囲を確認したり、学習にかかる時間を想定したりと、事前準備を丁寧にしておくと勉強時間が短く済みます。
③:受験する日を決める
①、②のステップを終えたら、受験する日を決めましょう。
MOS試験では、全国一斉試験と随時試験がありますが、随時試験であれば自分の受験したいタイミングでスケジュールを決定できるので、おすすめです。
MOSの随時試験はほぼ毎日実施されており、全国に1,500の試験会場があるので、好きなタイミング・場所で受験する日を決められます。
④:勉強の計画を立てる
③のステップでご紹介した通り、MOS試験の受験日程は自分で決めることができます。
そのため勉強の計画を立てたうえで、順序立てて勉強していくことがカギとなります。
ライフスタイルによっても勉強できる時間が異なると思いますので、ご自身の無理のない範囲で勉強することを前提として、計画しましょう。
せな
私の場合は、一日2〜3時間程度を勉強に充てることができたので、1か月間で80時間程度の勉強したうえで受験するスケジュールを組みました。
具体的なスケジュールとしては、以下の予定がおすすめです!
という流れで受験の計画を立てていました。
独学の場合は、モチベーションを保つためにも無理は禁物です!
⑤:勉強すべき全体像を把握する
④のステップで勉強の計画を立てたので、続いて勉強の全体像を把握します。
そこでおすすめなのが、時間がかかってもいいので、試験範囲一通りの機能を把握することです。
網羅的に勉強することで、その試験ではどんなスキルが求められるかも分かりますし、自分の苦手な分野をピックアップできるからです。
⑥:復習を繰り返す
⑤のステップで全体像の把握と、苦手分野のピックアップが終わりました。
次は、自分の苦手な範囲や間違えた問題の復習を繰り返すことによって、理解を深めていきましょう。
繰り返し復習することで、知識が定着します!
⑦:受験する
①〜⑥のステップが終わったら、いよいよ受験に挑みましょう。
受験当日は自宅と違い、試験会場で問題を解くことになるので、あらかじめ準備しておくことが大切です。
- 試験当日は身分証明書など、いくつか持ち物の指定があるので確認しておく
- 温度調整しやすい服装にする
MOSを独学で取得するのに役立つアプリやサイト
テキストを見て問題演習を繰り返すことが、MOS資格を独学で取得するための基本ですが、それだけでは行き詰まってしまう時もあるかもしれません。
そのような時に使える、役立つアプリやサイトをいくつかご紹介します。
アオテン|スキルチェックが可能
アテオンのスキルチェックでは、登録無料で実力を試すことができます。
現状のスキルを把握することにより、自分の弱点を把握できるので、定期的にチェックしてみましょう。
参照:アオテン
moug|基礎的な学習と困った時のQ&A
moug(モーグ)は、主にMicrosoft Office製品に特化した学習とサポートを提供するサイトです。
MOS試験対策のサイトではないのですが、学習上の不明点を解決する際に役に立つサイトです。
mougの学習室では、実際の画面をキャプチャした写真上で、わかりやすい説明を交えて操作方法を紹介してくれますし、Q&Aという学習の際の不明点をわかりやすく答えてくれるコーナーも設けています。
参照:moug
日経BP|MOSの模擬試験を無料で体験できる
日経BPのサイトでは、Word、Excelの模擬試験を無料で体験できます。
無料版では受験回数の制限や、解答例がないなどいくつかの機能上の制限がありますが、無料で実力を試すのには十分な機能といえます。
参照:日経BP
ノートアプリ| Freenotes or Goodnotes
ノートアプリを使用すると、学習がスムーズになります。
ノートアプリでは、自分オリジナルのノートを作ることができ、移動中や待ち時間などのスキマ時間に学習をすることができるからです。
一日の中で通勤時間が多いサラリーマンの方や、移動が多い方には特におすすめであるといえます。
特に、FreenotesやGoodnotesは資格の勉強におすすめのアプリなので、ぜひ利用してみてください!
Freenotes
Goodnotes
MOS資格を独学で取得するためのポイント
MOS資格を独学で取得する際に、押さえておくとよいポイントが大きく3点あります。
- 実技試験なので基礎的な操作は覚えておく
- テキストの読み込みは1週間ほどで終わらせる
- 模擬試験を何度も行う
具体的に、なぜ押さえておくべきポイントなのかをご紹介します。
実技試験なので基礎的な操作は覚えておく
MOS試験は実技試験のみの試験なので、いくら知識があったとしてもパソコン上で操作できないと合格できません。
テキスト上で問題を理解していたとしても、一回はその機能を使ってみて、操作できるレベルにしましょう。
テキストの読み込みは1週間ほどで終わらせる
テキストの読み込みは1週間程度で終わらせると、実践に割く時間を確保できるのでそれ以降のスケジュール的に大きなメリットがあります。
テキストは早めに終わらせて、実践を繰り返すことに時間を割きましょう。
模擬試験を何度も行う
模擬試験を繰り返し行うのが重要といえます。
MOS試験は制限時間がある試験のため、それに合わせて問題を解き終え、合格ラインを越えている必要があるからです。
具体的な目標としては、MOS試験では7割以上の正答率であれば合格できるといえるので、その正答率を目標に、50分以内で解き切れるよう模擬試験を繰り返しましょう。
科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点〜850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。
参照:MOS公式
MOS資格の独学に関する口コミ
MOS資格を受けたいと考える方の中には、以下のような方もいますよね。
本当に自分で合格できるのかな?
合格できずに時間がかかってしまったらどうしよう…
不安を感じて取得をためらっている方向けに、MOS資格に独学で挑戦している方の口コミを紹介します。
口コミから、ある程度のITリテラシーがあれば、独学でもMOS資格の取得は難しくないということがわかります。
独学に不安な方は通信講座の利用がおすすめ
ここまで独学でMOS資格を取得するための知識を紹介してきましたが、
独学でも本当に資格を取得できるのかな?
と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
どうしても不安で一歩を踏み出せないと悩んでいるのであれば、MOSの資格取得講座を受講するのがおすすめです。
資格取得は通信講座がおすすめ!
まとめ
この記事では、MOS資格を独学で取得するための方法をご紹介いたしました。 MOS資格のようなビジネスの場で重宝する取得を検討するということで、転職やキャリアアップのために取得したいと考えている方が多いでしょう。
そうなると、無理なスケジュールを立ててしまいがちですが、無理のないスケジュールで進めていくことが独学のコツといえます。
MOS試験は難易度は低いものの、ある程度の勉強時間は必須です。キャリアアップや転職を急ぐあまりに、無理して勉強を続けると、そもそも投げ出してしまう可能性もあるからです。
MOS試験は、投げ出さずコツコツやれば独学でも取得できますので、モチベーションを保ちながら勉強する仕組みを作りましょう。
この記事がMOS資格を取得しようという方の助けとなれば幸いです。
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